汚部屋を1日で片付けるには?収納方法や、やる気を出すコツを紹介
この記事を見ている今、あなたの部屋はきれいだと断言できますか?
部屋が汚いとそれだけで生活の質が下がってしまいます。
そこで、本記事では片付けが苦手な方に、手順やモノの収納方法、やる気を出すコツについて説明していきます。週末など時間が空いているときに試してみてください。
Contents
汚部屋を1日で片づけるべき理由
まず、散らかった汚い部屋を1日できれいにすべき理由について説明します。
その理由としては3つあります。
きれいな状態を維持したくなる
1つ目は「きれいな状態を維持したくなるから」です。
普段から片付けをしない人がダラダラと掃除をするのは得策とは言えません。なぜなら、途中でモチベーションが下がってしまい、「だいたいこのくらいでいいか」と最後まで片付けをしないからです。
しかし、1日で片付けをしてしまえばどうでしょうか。1日できれいにするという目標があるため、達成感があり、きれいな部屋で過ごす居心地の良さに気付くはずです。
そして、一度きれいにすれば、その状態を維持するきっかけになり、片付けに対して、前向きに取り組むことができるようになります。
ちなみに、きれいな部屋を維持している人は、基本的に部屋が汚いと違和感を感じてしまいます。なぜなら、美部屋が習慣化しているからです。最初から、このレベルに達するのは難しいかもしれませんが、片付けを習慣化することが最終目標となります。
来客を呼びやすくなる
次に、2つ目は「来客を呼びやすくなるから」です。
汚部屋を1日で片付ける力を身につければ、友人や恋人といった来客を呼びやすくなります。そして来客を何度も呼んでいるうちに、片付けが日常的に行われるようになり、10分もかからないうちにきれいな部屋にできるようになります。
汚部屋をきれいにし、自信の持てる部屋で過ごすことが当たり前になると、部屋の中で探し物をする時間を削減したり、交流関係が豊かになり、あなたの生活の質も高まることでしょう。
ポジティブになる
最後に、3つ目は「ポジティブになるから」です。
メンタルは生活環境から影響を受けます。そして、過ごす時間が長い自分の部屋が汚いと、最も心の状態に悪影響を及ぼします。また、部屋が汚い人の傾向として、ネガティブにものごとをとらえます。反対に部屋がきれいな人の傾向として、ポジティブにものごとをとらえます。
そのため、長期的にダラダラと片付けをしていては、ネガティブな状況で作業が続くので途中であきらめてしまうことになるでしょう。
しかし、短期の1日で片付けてしまえば、その1日は辛くても、きれいな部屋になれば、早くにポジティブになることができるでしょう。
汚部屋を1日できれいにするための手順
前章では、汚部屋を1日できれいにすべき理由について説明しましたが、この章では具体的な手順を4つに分けて説明します。
手順①:モノをすべて1か所に集める
まずは、片付いていないと思う箇所のモノをすべて1か所に集めましょう。
1か所に集めることで、どのくらいモノがあるのか把握することができます。また、どれくらいの時間で片付けられるか、ある程度予測ができます。
※この段階で窓が開いていなければ、開けておいてください。
手順②:分類する
モノを1か所に集めることができたら、次に「分類」を行います。
片付けにおいて最も難しいのはこの段階ではないでしょうか。そこで2つの分類方法を紹介します。
・使う、使わないで分ける
モノを「使う」「使わない」で分けるとき、日用品など普段から使用しているモノに関しては、簡単に判別できると思います。
しかし、1年に1,2回しか使わないものではどうでしょうか。なかなか判断が難しいと思います。この場合は、残しておくことをおすすめします。基準としては「1年に1回使わかどうか」で判断してください。
・使える、使えないで分けない
「壊れていないから」「まだ使えるから」「使い切らないともったいないから」、このような理由でモノを使っていませんか。もちろん、愛着があり、ポジティブな理由で使っているのなら、問題ありません。
しかし、嫌々・仕方なくといったネガティブな理由で使っているなら、思い切って捨ててください。
捨てることに抵抗があるなら、知人に譲ったり、ネットオークション、リサイクルショップなどに出品してみてください。
手順③:使いやすい場所に収納し直す
分類が完了したら、置いておくモノを使いやすい場所に収納し直してください。ポイントは「使いやすい場所」です。なぜなら、使いにくい場所に収納してしまうと、またすぐに部屋が汚くなってしまうからです。
※収納するときに収納場所が汚れていたら、掃除してください。
おすすめの収納方法は3つあります。
・使用頻度別に収納する
日用品など毎日使うモノは取り出しやすいように収納しましょう。そのため収納するのは最後です。反対に年に1、2回しか使わないモノは最初に収納を行いましょう。
・ジャンルごとに収納する
例えば、衣服の場合であれば、部屋のどの場所に収納するか決めたら、1か所に集中してモノを収納してください。次にその衣服の中でもジャンル別に収納してください。
そうすれば、自然と何をどれだけ持っているのかが分かるので、余計なモノを買うことが避けられます。
・使用する人別に収納する
2人以上で生活しているなら、収納する場所を使用者別にすることをおすすめします。
1人暮らしだと、部屋が汚れていると間違いなく、自分が原因ですが、2人以上だと判断が難しいかもしれません。使用者別に分けることで誰のモノが多くて、どこが汚いかが一目瞭然になります。
手順④:ホコリを払ったり、拭き掃除を行う
収納が終わったら、掃除を行います。ここまでで、かなり時間を使った方もいると思いますが、もうひと頑張りです。「掃除はまた今度」としてしまうと、また知らず知らずのうちに部屋が汚くなります。まとめて、1日で終わらせましょう。
1日で片づけるための、やる気を出すコツ
この章では、片付けをする上でのモチベーションの上げ方について説明します。ここではやる気を出すコツを5つ紹介します。
とにかく片付ける事に集中する
とにかく片付けることに集中してください。他にやらないといけないことがあったり、時間を確保できない状況で取り組むと、失敗してしまいます。また部屋がきれいになると、自分にどんな影響があるか想像しながら、取り組んでみてください。
そして、作業を行う時は頭が混乱しないように、1つ1つ進めていくべきです。
必要なものをあらかじめ準備しておく
準備しておくべきもの
- ・ゴミ袋
→最低でも大きなゴミ袋を数枚は用意しておくべきです。 - ・マスク(ハンカチ、バンダナでも可)
→掃除中にホコリが気になるかもしれないので用意すべき。 - ・紐とはさみ
→不要な本などをまとめることができるので、処分するときに便利 - ・殺虫剤
→片付いている最中に虫が出てきそうなら、用意すべき。 - ・動きやすい衣服
→長袖・長ズボンでストレッチ性のあるものがおすすめ。
必要なものを最初に準備しておけば、途中で買い出しに行く必要がなく、スムーズに片付けができます。
タイマーをセットしてみる
片付けをするときには時間を測ることをおすすめします。なぜなら、ゲーム感覚で取り組むことができるからです。汚れた部屋を掃除するときには、楽しんでみましょう。
片付け前と後に写真を撮る
写真を撮ることで自分の部屋を客観的に見ることができます。また、片付けの前後で写真を撮れば、自分の頑張りを可視化することができ、「自分はこれだけきれいにしたんだ」「私って頑張ればできるじゃん」と自分に肯定的になります。
きれいに部屋が片付いた暁には、自分を思いっきり褒めましょう。
音楽を聴きながら取り組む
無音の状態で集中できる人なら必要ないですが、音楽を聴きながら片付けをするのがおすすめです。自分の好きなアーティストの音楽や、テンションの上がる音楽を選べば、楽しく作業に取り組めるでしょう。
まとめ
この記事では、汚部屋を1日できれいにする方法について説明しました。部屋がきれいになれば、本当に自分の気持ちが前向きになり、仕事やプライベートにも良い影響を与えます。 今週の週末にでも部屋をサクッと片付けてみませんか。